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苫小牧CCS実証試験

苫小牧におけるCCS大規模実証試験

当社は経済産業省の公募、「平成24年度二酸化炭素削減技術実証試験事業(国庫債務負担行為に係るもの)」に応募し、委託先に選定されました。この事業受託により、CCS技術の実用化を2020年度までに検証することを目的として、2012年度より実証試験を開始しました。(2018年度から2019年度までの2年間は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「CCS研究開発・実証関連事業/苫小牧におけるCCS大規模実証試験」を受託)

2012年度から2015年度の4年間は、供給源となる製油所の水素製造装置から発生するCO2を含むガスから高純度のCO2を分離・回収するための設備と、地下へCO2を圧入するための設備を設計・建設するとともに、既調査井から1坑の観測井への転用、2坑の観測井と2坑の圧入井を掘削しました。

同時に、貯留層へのCO2圧入が周辺環境に影響を与えないことを確認するため、地層や地震に関するデータのモニタリングシステムを設置し、圧入前の基礎データの取得も行いました。また、CO2が貯留される地層が海底下となるため、海洋汚染防止法に基づいた海水・海洋生物などの事前調査も実施しました。

これらの準備作業が完了し、2016年4月からは、3年間30万トン以上を目指して、CO2を苫小牧港の港湾区域内の海底下約1,000mの地層へ圧入しています。 その後、貯留層内でのCO2の挙動を観測し、貯留されたCO2の漏洩や自然地震による影響がないことを、圧入前に取得した基礎データと比較を行いながらモニタリングを継続しています。更に、海水、海洋生物などの海洋モニタリングも同様に実施しています。

また、情報公開の一環として、市役所に設置されたモニターにて、随時圧入状況の情報公開も行なっています。(『公開情報』より、御覧いただけます。)

苫小牧CCS実証試験センター鳥瞰図
苫小牧CCS実証試験センター鳥瞰図

  • CCS実証試験全体図
  • 圧力設備及びモニタリング機器の配置計画

苫小牧港西港区