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2013年11月01日

苫小牧地点におけるCCS大規模実証事業 海洋環境調査(秋季調査)の実施について

     

平成25年11月1日

日本CCS調査株式会社

 日本CCS調査株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井正一)は、苫小牧地点におけるCCS(二酸化炭素の回収・貯留)大規模実証試験の一環として、二酸化炭素貯留地点直上及び周辺海域の現況を把握するため海海洋環境調査を、夏季(8月)に続き秋季(11月)に実施します。本作業は、経済産業省からの委託事業、「平成24年度二酸化炭素削減技術実証試験事業(国庫債務負担行為に係るもの)」における現地作業です。

〇調査概要

1.作業概要

 二酸化炭素の海底下の地中貯留を行うためには、「海洋汚染等および海上災害の防止に関する法律」(以下、「海洋汚染防止法」と称します)に則り、環境大臣の許可が必要です。今回の海洋環境調査は、この許可を申請するために必要な、二酸化炭素貯留地点直上及び周辺海域の現況の把握を行うものです。

 調査船より、流向・流速計による海水の流れの方向と速さの測定、採水、採泥などによりプランクトンの種類、海底堆積物の様子を調べます。また、ダイバーによる底生生物の撮影も行います。

 なお、本実証試験は平成21年から23年までに数回の三次元弾性波探査と調査井の掘削に基づき、詳細な貯留層評価を経て、長期間にわたって安全に二酸化炭素を貯留できるとの評価結果を受け、平成23年度に経済産業省によりその実施が決定されました。

2.作業場所

  苫小牧港港湾区域内

3.作業予定期間

  平成25年11月6日~12日

  (天候や海況により、調査期間を変更する場合があります) 

 なお、四季のデータが必要なため、冬季(平成26年2月)と春季(5月)の調査も予定しております。

 

〇会社概要

名   称 : 日本CCS調査株式会社

事業内容 : CCS技術の事業化調査及び研究開発諸業務、実証試験

代表取締役社長 : 石井 正一

所 在 地 : 東京都千代田区丸の内一丁目7番12号

U R L  : https://www.japanccs.com/

資 本 金 : 2億4,250万円

設 立 日 : 平成20年5月26日

株 主 : 電力、石油元売り、エンジニアリング、総合商社、石油開発、鉄鋼、ガス、化学など35社

以 上

【報道関係者からのお問い合わせ】

日本CCS調査株式会社

広報渉外部 広報渉外グループ

担当:金森、斎藤

TEL:03-6268-7610    FAX:03-6268-7385

海洋環境調査(秋季調査)の説明資料_プレスリリース_20131101